区民葬祭センターのお葬式Q&A

葬儀とは

狭い意味では、人が亡くなって数日後に告別式と対になって開かれる儀式。

広い意味では亡くなった人を弔い送る儀式。

人が死を迎えてから埋葬・追悼されるまでの一連の儀式全体を指すものです。

最近は「葬儀」と「告別式」が同時に並行して行われるため、両者の違いが不明確になっています。

本来は、まったく意味合いの異なったものなのです。

葬儀とは、遺族や近親者が故人に冥福を祈る儀式であり、告別式のほうは、一般の知人や友人が故人と別れを告げる儀式なのです。

本来は別々に行うものなのです。

ここでは、誰しもが必ず直面する別れの儀式「お葬式」を分かり易く具体的にご案内いたします。


御身内の方が亡くなった場合危篤・臨終
《 病院にて 》

  1. 家族・近親者への電話連絡
  2. 葬儀社への電話連絡、及び菩提寺へ連絡
  3. 死亡診断書の作成(病院)
  4. 湯灌
  5. 末期の水
  6. 衣服の着替えと整髪
  7. 霊安室へ移送

ご遺体安置
《 霊安室にて 》

  1. 霊安室で故人の安置
  2. 死亡診断書の受け取り
  3. 葬儀社決定
  4. 病院関係者へのお礼と挨拶
  5. 故人の自宅(斎場)搬送
  6. その後、通夜の準備となる。

喪主の決定

葬儀の際の中心として、弔問を受ける喪主はふつう、故人ともっとも血のつながりの濃い人がつとめます。

しかし、最近は、配偶者が喪主になる場合が多い。

ただ、配偶者が高齢者であるときなどは、成人した子供が喪主になるのが一般的です。


一般的な通夜

本来は家族、近親者が遺体の側で文字通り夜通し過ごすのがしきたりですが、近頃は友人・知人・近隣の人の弔問を受ける儀礼に変化しています。

午後6時頃~9時頃までの半通夜が一般的です。

  1. 弔問客着席
  2. 僧侶入場
  3. 読経
  4. 喪主焼香、遺族焼香
  5. 弔問客の焼香
  6. 読経終了
  7. 僧侶退場
  8. 通夜振舞

のスケジュールとなります。

通夜振舞の前に喪主の挨拶が入る時もあります。

一般的な葬儀と告別式

葬儀、告別式は、ほとんど同じ様に考えられますが、仏教では、葬儀は故人の成仏を祈って遺族・近親者・親しい友人・知人によって行い、告別式は一般会葬者が故人に別れを告げる儀式です。

  1. 参列者着席
  2. 僧侶入場
  3. 開式の辞
  4. 読経、引導
  5. 喪主、遺族焼香
  6. 会葬者焼香
  7. 僧侶退場
  8. 弔電披露
  9. お別れ
  10. 挨拶
  11. 出棺

通夜・葬儀式に用意しておくもの

祭壇に飾る遺品、供物等あれば出しておく。

故人の愛用品、勲章・賞状、着せて送りたい服等、棺の中に入れるもの、その他のものは葬儀社がご用意いたします。

遺影となる御写真、死亡診断書はなるべく早く葬儀社にお渡しください。手続きも葬儀社が行います。

葬儀式の後

仏教の考え方では、人が死亡してから七週間(49日間)は「中陰」といい現世とあの世の間をさまよっているとされています。

この間に残された遺族が供養することによって故人の霊は、無事に極楽浄土に行くことができる。これが成仏です。その後、一周忌、三回忌となります。

生花

お寺

先祖代々お檀家さんの場合は、お世話になっているお寺さんに通夜告別式をお願いしてください。

故人をどこに埋葬されるかにもよってお寺さんにお願いするかどうか判断しなくてはいけません。

又、お寺さんが遠くの場合や初めての為お寺さんとお付き合いがない時は、葬儀社に相談いただければどの宗派でもご紹介させていただきます。

戒名について

生前に仏教教団に入って戒律を守ることを誓った者が俗名を改め戒名を受けます。

在家の場合は、受戒会に加わったものが受戒を受け仏法に帰依した者に対する名前なのです。

日蓮宗では「法号」、浄土真宗では「法名」といいます。

戒名料のおおよその目安は

院殿号 100万円以上
院号 およそ80万円位
居士・大姉 およそ50万円位
信士・信女 およそ30万円位

ですが、東京及び関東地方の戒名料、読経料を含めた御布施の平均額は70~100万円となっております。

仏壇・仏具

葬儀式に使用した白木位牌を本位牌へ49日までに作り替え、四十九日の納骨の法要の時に白木位牌より魂を本位牌に移し替えていただきます。白木の位牌は、お寺さんにお焚き上げをしていただきます。

その時、お仏壇がない場合は、49日までにご用意し同時に開眼供養、御本尊入魂をしていただき本位牌を納めます。


葬儀の価格

葬儀価格は、地域によりかなりの差がありますが、関東地方として考えますと、葬儀一式費用、飲食費、御布施として考えた場合。

平均 272万~275万円(日本消費者協会の調査発表)となっております。

あくまでも参考数字ですので金額に関しては、葬儀社にご相談ください。

葬儀社の選び方

良心的な葬儀社。

  • 安い費用でも親身になって喪家の葬儀のサポートをしてくれる葬儀社。
  • 葬儀料金をはっきりと提示してくれる葬儀社。
  • 葬祭ディレクターの有無。

上記の点に重点を置き出来るだけ生前に相談して善し悪しを確認しておくとよいでしょう。

又、病院と契約している葬儀社を紹介されても断りたければ断ってもかまいません。法的な拘束力はないので気にする必要はありません。

式場の選び方

最近はマンション・アパート・集合住宅が増え住居の狭小化が進んでいる為、自宅での葬儀式が困難になっております。

斎場は民間施設と公共施設の2つに大別されます。

選び方としまして、参列者に便利な場所、又は家族・親族の方に便利な場所が考えられます。

場所に関しては葬儀社にご相談くだされば、最良の式場をご紹介、手配いたします。是非ご相談ください。

あとがき

近年は、伝統を重んじる葬儀から個性を尊重するご葬儀へと葬儀のあり方も変わってきております。

当社では、従来からの葬儀文化、送葬の儀を重んじ故人の生き様を葬儀の中で表現できるように考え伝統ある仏式葬儀式を心がけております。

白木祭壇にこだわらず、キリスト教、無宗教、仏式にも適合できる優雅な色調、ご希望の色合いで作る花祭壇を施行しております。

人生、最初で最後、最大のセレモニー。心を込めてお手伝いさせていただきます。

仏式、神式、キリスト教、無宗教と何なりとお申し付け下さいませ。

必ずやご満足できる葬儀式をお約束いたします。

その他、疑問、質問は、お気軽に練馬区の葬儀社、区民葬祭センターにお尋ねください。

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